無価値の価値

無価値の価値 詩私と詩
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世の中には価値の付かない・付けられないモノがある


運動後に飲む缶ポカリ

子どもの頃遊んだ手遊び

ポケットの中で繋がれた手

ダメだと思いながらする二度寝

夜ふと見上げると息を飲んでしまうほどの満天の星空

子どもの寝顔

大切な人がくれた手紙

真夜中に食べたインスタントラーメン

初めてできた逆上がり

君が笑うとできるえくぼ

早弁

教え子と飲むビール

真夏に水風船を投げ合ってその後めちゃめちゃ怒られた思い出


どれも価値は付けられない。

だけど、胸ポケットでも古い衣装ケースでもいいからいつまでも大事に取っておきたいモノ

価値が付かないくらいの方が美しく素晴らしい


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