“出だし”が良ければ、ええダシが出るでという話

出だしが良ければ、ええダシが出るでという話至高な思考
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新年あけましておめでとうございます、まる(@maruboyblog) です。

ということで新年には抱負を大発表する方が多いかと思います。

今年こそはやせるぞ!今年こそは毎日早起きするぞ!

そんなことを毎年言ってないですか?

今回はタイトルからも勘付かれた方もいると思いますが、新年にふさわしいスタートダッシュについて書いていきます。


あなたは学生時代、いや、今でも何か勉強をする前にゲームをしたりマンガを読み始めたりして、うだうだと開始時間を先延ばしにしてしまったという経験はないだろうか。

もちろん、僕まるはそんなウダウダした時間を過ごしたことはない。

(と言いたいけど、実際はSNSやアプリを開いて余暇時間>勉強時間になったことなどいくらでもある。)

だからそんなやつの気持ちもわかる。

でも、やっぱり万事において出だしというのはかなり重要だ。

もちろん、出だしを失敗したからといってお先真っ暗とかもう成功できないとかいうことはない。

なんなら僕はスロースターターでスルメな面(噛めば噛むほど味が出る)がある。

後から良さを知ってもらえることが多いし色んな考え方や経験則から言っても、取り返しがつかないなんてことはない。

ただ、やはり出だしが重要な場面や瞬発力が試されるコトは大いにある。

そこで小さなことでも成果をあげれば、後にじわじわと有利に事を進められることだってある。


「みどりのマキバオー」という競馬をテーマにしたアニメのOP曲にこんな歌詞がある。

スタートダッシュで出遅れる
どこまで行っても離される

この後の歌詞でゴボウ抜きトップに躍り出てついでに騎手まで落としてしまうというオチなのだけど、リアルではこうも上手くいかない。

大体の人間は最初上手くいかなければ、諦めてしまうか別の方法を取るようになってしまう。

それはそのことを始める時に感じた胸の高ぶりやワクワクとは別の関係ない気持ち・感情でそうなってしまう。

実にもったいないことである。


僕はこの考え方はあまり好きではないけど「初めにやったやつがエライ」という風潮さえある。

誰よりも早く始めたやつが偉くそこには能力も技術も関係がない。

ただ、早く始めたというだけだ。

そして、その初めの彼が基準となってしまうのだ。

勘がいい人はこの後どうなるかは大体予想がつく。

始めるのが遅くなればなるほど、ハードルが上がる。

初めの彼がどんなに低いハードルを超えて賞賛を得ていたとしても(それが赤ちゃんが寝返りを打てたというレベルでも)、後の人間はどんどんと求められるハードルが高くなる。

そして、たとえ20段の跳び箱を跳ぶような偉業を成し遂げたとしても、当然だろうと言われかねない。

それほど出だしというのは肝心なのだ。


一般的に言われているコト(ビジネス用語⁇)に”渡り鳥理論”というものがある。

これは聞いたことがある人が多いかもしれない。(新人研修とかで)

渡り鳥は島から飛び立つ時、一気に上空へ飛び立つ。

体力は使うものの、その最初のひとっ飛びで上昇気流に乗る。

というのが渡り鳥の習性だ。

渡り鳥理論は何かを為す際初めに集中して上昇気流に乗れば、その勢いのまま遠い道のり・高い壁をも乗り越えることができるというような理論だ。

みんなも人生でそういう経験をしたことがあると思うからわかりやすい理論だと思う。


もっと言うと、まずやってみることだ。

何かやる時、勉強でもなんでもいい。

とりあえず手をつけてみたら「うぉーもっとだ、もっとできるぞ」とやる気が出てくることがある。

じきに「あ、これ進研ゼミで出たとこじゃん!」みたいなことがあれば吉だ。

さらにやる気が加速していく。

(進研ゼミの広告のように文武両道、そして恋愛も全部が上手くいくことは少ないけど…)

こういうのをベビーステップと言うとかなんだか知らないけど、そういう経験は誰にでもあるかと思う。

勉強のやる気が起こらないけどいざやってみたら数時間集中できた
課題提出するのが億劫だけどとりあえずパソコンつけてみたらやる気が出てきた
ダイエットするの大変だけどちょっとジョギングしてみたら楽しくなってきた
みかんは普段食べないけど1個食べてみたら知らん間に6個食べてた

(最後はちがうか…)

みたいなことは人生で経験してきていると思う。

とにかく、少しでも、手をつけてる内にやる気がフツフツと湧いてくるみたいだ。

やる気の源泉を掘り当てるにはとりあえず掘るといい。

すぐに”カツン”と音がして誰でも簡単に掘り当てれるようだ。


クドクドと長ったらしい文章を書いたけど、結局何が言いたいかというと”早く始めれば勝てる、成功する”ということ。

別に勝ち負けとか成功とかどうでもええわという人も中にはいるかもしれない。

けれども、少なくともコトがイイ方向に向いていく。

今までは自力で走ってもがいてしかなかったけど、追い風が後押ししてくれるようになる。

ある研究によると、サッカーで先制点をあげたチームは約7割勝てる、らしい。

これはサッカーじゃなくても当てはまると思う。

鉛筆を握った、パソコンを開いた、ジョギングをしてみた、まず学校に顔を出した、朝早起きした、小さなことでも先制点を取ることができる。

すると、ほぼ良い方向にコトが進むだろう。

約7割勝てるし残りの3割は”引き分け”か負けだ。

ほとんど負けることなんてなくなる。


だから何事も特にやろうか迷っていることがあるんなら”いま”やるんだよ。

って昔のまるに言ってあげたい。

(いや、今からでも遅くないはず!)

“出だし”が良ければ、ええダシが出るで。1番最初に出だしを切れば、1番ダシが出るでと。


追伸 : 本当に賢い人、要領の良い人はみんなが出だしを切るだいぶ前に勝手にスタートの位置を変えて知らん間にスタートを切っているようです。


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